てくてくツアー 小坂の巨木の森へ出かけよう!
11月21日、てくてくツアー 小坂の巨木の森へ出かけよう!が開催されました。
朝一番に集合時間より1時間ほど早く、1人目の参加者の方が来られました。
皆さん今日の日を楽しみにしていたかのようにかけつけてくれ、9時半くらいにはビジターセンターに人が一杯という状態になりました。
当日参加も含めなんと20人!!
地元赤沼田地区の方を始め小坂町の方がほとんどでしたが、中には萩原の親子連れの方や高山のゲストハウスから旅の外国人の方、色々な年代の方で和気あいあいとした雰囲気に・・・
紹介をする時間は無かったのですが、細い道を通る時は子連れの親子の方を気にかけ言葉をかける方や、いい香りのするカツラの葉を渡してくれる人、それぞれの方がとけこみ話をしながら森を探索しました。

さて、今回巡る天保林は、天領時代の天保7年に植栽され樹齢170年ほどになったヒノキの森で、苗木は山から天然の稚樹を持ってきて植えた森であり、古文書にも当時の植栽について明確な記述が残された歴史ある森です。
天保林の中は、その当時植えられたヒノキなど針葉樹以外にカツラなどの広葉樹も生えておりますが、紅葉の時期は終わり、森の中は冬景色となっていました。
しかし、大地は落ち葉でふかふかになっており、参加者の皆さんは、かすかに甘い香りの感じられるカツラの落ち葉を探して喜ばれていました。

また、森の中にはとても澄んだ小川が流れ、甚四朗滝という滝もあり、様々の種類の木も自生し、参加者の目を楽しませていましたが、一番喜ばれていたのは森の中でも最も大きく高さが36mあり森の巨人100選にも選ばれている天保ヒノキでした。

ゆっくりとまわり2時間を超えるツアーとなりましたが、皆さんのゆったりとしたリラックスした顔には森を十分に楽しんだ様子が分かるようでした。
「今まで何度も行ったがこの時期に行くのは初めてで、ガイドしてもらうとこんなにいいものだと感じました」
「ガイドの成瀬さんの説明がとてもよかったです。とても癒されました」
と皆さんとても満足された様子でした。
その後ビジターセンターに戻り、栃餅とえごまに舌鼓み!
抹茶をいただき、ツアーの疲れをとってもらいました。

抹茶は巌立から巡るコース、覚明トレイルツアーにて提供していることや、栃餅と五平餅体験ツアーの宣伝をしたところ、2名の方が栃餅体験に参加して下さることになりました。
ビジターセンターにはその他色々なツアー情報が沢山あります。
今後もいやしの企画、楽しい情報をお伝えしていきたいと思います。
参加者の外国人の方が抹茶を大変喜ばれ、買っていかれたそうです。
小坂町の良さを今日は充分参加者の方には味わっていただけたかと思います。
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