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糸でんわの皆さんによる読み聞かせ

12月21日

今日は小坂町にある小坂小学校にて、糸でんわによる読み聞かせが行われました。

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全校生徒対象で 中原に伝わる孝子ヶ池と 小坂町巌立 原八丁から御嶽に向かう道 旧登山道を開山したお話 覚明行者の立ち往生の紙芝居です。

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孝子ヶ池は 昨年まで小坂小の校長先生だった山崎先生が描かれたお話で 親孝行息子の 母親をなくすお話を柔らかいタッチで書かれていました。子供達に先生の描かれた絵ということを伝えると歓声が上がりました。それほど 先生の印象がいいのですね。

覚明行者の立ち往生は 滝めぐりツアーの覚明トレイルでも読まれているため 馴染みの深いものですが 読み手人が変わると違う物のように思えました。

尺八 三味線などの音も加わり一層その時代にタイムスリップしたかのようでした。

NPO200滝の皆さんの中から 声のだしかた 話し方を習いたいと 声が上がってきているようです。
来年の 覚明トレイルツアーでは レベルアップした読み気かせが 聞けるのではと思います。

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今日の小坂小の子供たちも真剣に聞き感想を言っていました。糸でんわのこの活動がずっと続けられることを望みます。

お正月飾り作り体験

12月16日

最近に珍しい晴れた日、小坂町落合の旧農協跡に、参加者の皆さんが集まってきました。若者 親子連れ 旅館の女将と いろいろな所から 年代もバラバラでしたが 知り合い関係とあって和やかな雰囲気の中始まりました。

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講師の江原さんは 30〜40年前にしめ縄飾りを習い それ以来 地域の方用にしめ縄をつくり続けています。メンバーは 小坂町在住の高齢者のかたがた。
皆さん声を揃えて ここに来るといろんな話ができるでええ…と言われるほど しめ縄作りを楽しんでみえます。
今回の講師は 江原さんお一人でしたが 参加者の皆さんは手取り足取り教えてもらっていました。

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左縄はどうするの? 継ぎ足す藁は?
とわからないところは江原さんにやってもらい次をやる、そのうち手が慣れてくると、藁がてに吸い付くような感覚になり きちんとなわれて出来上がりました。

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そこに 江原さんに用意していただいたミカン エビ 扇子などを付けて完成しました。
その他 神棚用のしめ縄やおおしめ縄をNPO飛騨小坂200滝に寄付していただきました。

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1月1日に行われる巌立詣 のときには がんだて公園で見られます。是非お出掛けください。


NPOでは 江原さんに教えていただいたやり方を参考におおしめ縄を作る計画です。これもお楽しみにしてください。

この体験プログラムは とても喜ばれ来年もやってほしいという声も上がっていました。皆さんに地域の行事 伝統が繋がっていくといいですね。

五平餅作り体験!

12月9日
日本列島大寒波で 小坂はすっぽり雪の中となりました。そんな寒い日にも関わらず 今日は田植えから始める五平餅作り、第七回目の五平餅づくりを楽しみました。

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地元から 萩原から 遠くは各務ヶ原から駆けつけてくれた 親子15人が 久しぶりに会う友人と話すかのように 和気あいあいななか五平餅づくりがスタートしました。

今日で7回目 田植えから始まり えごま植え 草引き刈り取り そして五平餅のづくり!
どれもこれも皆さんの笑顔がこぼれました。

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今日は まずえごまをフライパンで炒ることから始まりました。どれくらい火にかけるの プチッと音がしたらと声を掛け合いました。それをすりこぎで潰し 砂糖 醤油 みりんお湯でのばしていきます。

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ご飯が炊き上がると 串にご飯をつけていきました。串とつきを良くするため しっかりご飯を押さえていきます。

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子供たちも最初は 串から外れそうなご飯でしたが徐々にうまくつけられるようになりました。


次は炭火で 素焼きです。外での作業で寒さがみにしみましたが 大人も火の回りに集まり 五平餅が出来上がる様子を楽しんでいました。出来立ての五平餅は中のお米がフワッとし 外のえごまの香ばしさが何とも言えない味わいでした。

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参加者の皆さんは 全ての工程が初めてで とても貴重な体験でした。生産者の苦労や 食べ物の大切さを知ることが出来ましたと 大変満足されました。また持ちよったおかずを披露し参加者同士の交流ができ、とてもいい会となりました。

帰り際の皆さんの笑顔がとても印象的で 子供たちの顔にはえごまがたくさんついていました。かわいい子供たちでした。この子たちの思い出の一つになればいいなと思います。

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栃餅作り体験

12月1日――――。

朝から雪の舞う寒い中 小坂町落合にある小黒川釣り場では 釜戸に火がくべられ その上のセイロからは蒸気が上がり 餅米のいい香りが漂っています(o^o^o)

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今日は 栃餅作り体験が行われ 賑やかななか ぺったんぺったんと餅がつかれていきました。
初めはつき手と餅の返し手の息が合わずひやひやしていましたが、ベテランのかたも多く昔はこうやった、あーやったと話す中で息もぴったりあい、柔らかいとろーんとした餅がつき上がりました。

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次は 餅をちぎり袋詰めです。
これまたベテランの方の指導のもと、袋一杯に餅が伸ばされ出来あがっていきました。

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栃の実も 餅米2升に対して1、5キログラムたっぷり入れてついたため、栃のいい色合いが出てとても美味しそうです。

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お昼には 講師の片岡さんご夫婦と栃餅を思い存分いただきました。
栃餅はごまだれ、きなこ、ぜんざいでいたたまきました。

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餅のなめらかさや 自然の濃くがなんとも言えず、美味しいやり方が体験できて家でも作れると思うと皆さん大喜び!
参加者の方から味ご飯の差し入れや、片岡さんには漬物・煮物を出していただきとても美味しいランチタイム!でした。


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参加者の皆さんから 来年もやっとみたいと言われました。こうしていろんな情報をつたえていきたいと思います。

てくてくツアー 小坂の巨木の森へ出かけよう!



11月21日、てくてくツアー 小坂の巨木の森へ出かけよう!が開催されました。

朝一番に集合時間より1時間ほど早く、1人目の参加者の方が来られました。
皆さん今日の日を楽しみにしていたかのようにかけつけてくれ、9時半くらいにはビジターセンターに人が一杯という状態になりました。
当日参加も含めなんと20人!!

地元赤沼田地区の方を始め小坂町の方がほとんどでしたが、中には萩原の親子連れの方や高山のゲストハウスから旅の外国人の方、色々な年代の方で和気あいあいとした雰囲気に・・・
紹介をする時間は無かったのですが、細い道を通る時は子連れの親子の方を気にかけ言葉をかける方や、いい香りのするカツラの葉を渡してくれる人、それぞれの方がとけこみ話をしながら森を探索しました。

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さて、今回巡る天保林は、天領時代の天保7年に植栽され樹齢170年ほどになったヒノキの森で、苗木は山から天然の稚樹を持ってきて植えた森であり、古文書にも当時の植栽について明確な記述が残された歴史ある森です。

天保林の中は、その当時植えられたヒノキなど針葉樹以外にカツラなどの広葉樹も生えておりますが、紅葉の時期は終わり、森の中は冬景色となっていました。
しかし、大地は落ち葉でふかふかになっており、参加者の皆さんは、かすかに甘い香りの感じられるカツラの落ち葉を探して喜ばれていました。

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また、森の中にはとても澄んだ小川が流れ、甚四朗滝という滝もあり、様々の種類の木も自生し、参加者の目を楽しませていましたが、一番喜ばれていたのは森の中でも最も大きく高さが36mあり森の巨人100選にも選ばれている天保ヒノキでした。

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ゆっくりとまわり2時間を超えるツアーとなりましたが、皆さんのゆったりとしたリラックスした顔には森を十分に楽しんだ様子が分かるようでした。

「今まで何度も行ったがこの時期に行くのは初めてで、ガイドしてもらうとこんなにいいものだと感じました」
「ガイドの成瀬さんの説明がとてもよかったです。とても癒されました」
と皆さんとても満足された様子でした。



その後ビジターセンターに戻り、栃餅とえごまに舌鼓み!
抹茶をいただき、ツアーの疲れをとってもらいました。

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抹茶は巌立から巡るコース、覚明トレイルツアーにて提供していることや、栃餅と五平餅体験ツアーの宣伝をしたところ、2名の方が栃餅体験に参加して下さることになりました。

ビジターセンターにはその他色々なツアー情報が沢山あります。
今後もいやしの企画、楽しい情報をお伝えしていきたいと思います。

参加者の外国人の方が抹茶を大変喜ばれ、買っていかれたそうです。
小坂町の良さを今日は充分参加者の方には味わっていただけたかと思います。
プロフィール

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Author:team-GANDATE
今日もどこかで小坂の魅力を探しているよ。五人集まれば文殊の知恵。
みんなで紡ぐ小坂の未来。

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